徒然なるままに

2019年度3次隊 青年海外協力隊(パラグアイ派遣予定)。現在、コロナにより派遣待機中。適当に思ったことを日記上で書いていきます。

まち紹介1 駒ヶ根市(後編)

 こんにちは!

前回は、長野県駒ケ根市の特徴や観光について紹介しました。

また、現在抱えている人口減少問題についても少しお話しました。

 

tokioblues1984.hatenablog.com

 

今回は、駒ヶ根市の行っている取り組みについて、少しご紹介したいと思います。

 

 

 

①こまがねテラス

駒ヶ根市は前回ご紹介したように、自然豊かな観光のまちです。

夏には山岳、冬にはスキーなど、年間60万人を超える観光客が訪れています。

「こまがねテラス」では、そのような観光客の方を中心に、

こまがねで遊ぶなら、まずは根っこからという思いを込め、

まちの中心市街地、商店街に訪れてもらい、くつろいでもらえるような

「おもてなし」を提供するプロジェクトになっています。

  

現在の活動としては主に

 

・商店街にある、加盟店のメニューや商品、割引サービスなどの紹介

・イベント情報のFacebookでの発信

 

など商店街をとりまとめ、活性化させるような活動を行っているようです。

 

下記HPに加盟の情報が掲載してありますが、

ジャンル分けが細かく、お店ごとに写真やメニュー、どのようなサービスを行っているのか詳しく書いてあるので、駒ヶ根に訪れる際にはぜひチェックしてください。

komagane-terrace.jp

 

また加盟されているお店に訪れた際、

商店街の経営者は、年配の方が多いので、HPやSNSで情報発信できなかった。

と店主の方がおっしゃっていました。

 

インターネットを活用したい方の需要があったのか、

加盟店は年々増えており、現在はかなりの数のお店が加盟しているとのことです。

 

この取り組みは、立ち上がって日が浅いとのことですので、

今後、どのようなイベントや事業が行われるか期待です。

 

②大使村構想

「大使村構想」と聞いて、

どのような取り組みなのだろうと、イメージできる人は少ないのではないでしょうか?

 

大使館構想とは

(公益社団法人青年海外協力協会(JOCA)と協力を行い、世界各国の文化を紹介する施設とサービスで各国の 魅力的な文化を駒ヶ根から発信する、取り組み

※JOCAとは、JICAから事業を委託され、青年海外協力隊事業を支援する団体。

 例)大使館交流の場 を作る、国際会議やワールドブースの開催

 

大使村プロジェクト

大使館構想の具体的なプロジェクトになっており

・JOCAの世界80ヵ国とのネットワーク力

・地域住民と各国大使館との国際交流

・新しい文化の再構築、地域活性化 ・商店街の空店舗活用

などがプロジェクト内容となっています。

 

現在、実施された活動としては、「大使村まつり」が2018年6月から行われています。

2019年の活動では、世界7か国の大使が参加し、

民芸品の販売や、各国の料理が食べられる機会を提供するなど。

活発な国際交流が行われました。

「こまがね大使村まつり(2019年)」

  

2018年には、JOCAの事務所が東京から駒ヶ根市に移転し、

今後も国際交流活動の活発化期待されます。

 

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駒ヶ根市東に位置する 光前寺

 

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敷地内には、樹齢数百年を越える杉、ヒカリゴケが自生している

いかがでしたでしょうか?

 

駒ヶ根市は、人口こそ少ないものの

・JOCA、青年海外協力隊を中心とした国際交流のまち

・2つのアルプスを持つ自然資源が豊富な観光のまち 

という特色を活かし、堅実に地域に根差したまちづくりをしているといえるでしょう。

 

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駒ヶ根から見えるアルプス